■ ベンチャーキャピタル
Venture Capital
ベンチャー事業に、資本(Capital)を供給することを主たる業務とする組織・会社のこと。
一般的に創業間もないベンチャー事業では、担保力が不十分で銀行融資等では満足のいく資金調達ができない。そこで、このベンチャーキャピタルからの資本導入は有力な資金調達手段となります。また、銀行からの融資は、借主であるベンチャー企業は債務者となり、返済が明確に義務付けられるが、ベンチャーキャピタルからの出資は、貸主であるベンチャーキャピタルが株主となり、当該ベンチャー企業のパートナーと位置付けられます。つまりベンチャー企業には返済義務は生じない。しかし、ベンチャーキャピタルは返済義務のない出資に見合ったリターンを確保しなければならず、おのずとしてベンチャー企業の経営にも深く関与する必要性が生じてきます。