■ アジア太平洋経済協力会議(APEC)
Asia Pacific Economic Cooperation Coference
1989年11月、豪ホーク首相の提唱により、当初は12か国(オーストラリア、カナダ、韓国、日本、ニュージランド、アメリカ、ASEAN6か国)が参加、その後6か国(中国、香港、台湾、メキシコ、パプアニューギニア、チリ)が加わって、合計18か国が参加しています。
アジア太平洋地域の経済発展のために、貿易・投資の自由化、経済協力、人材育成・技術協力などを目的に、毎年1回首脳会議が開催されています。EUやNAFTAなどのような経済ブロックとは異なり、拘束力をもたず、その成果もメンバー国以外にも適用するなど、緩やかな地域協力の枠組みとなっています。