■ 連結決算
子会社や孫会社、関連会社も含め、実質的に支配従属関係にある企業グループを単一の企業とみなし、その経営状況を把握するための決算方式。
法的にはそれぞれ独立した企業ではあるものの、近年では企業グループとして事業の多角化やグローバル化が展開されることが多く、単独決算だけではグループ全体の業績を忠実に示していない場合もあることから、連結決算が重視される傾向にあります。
国際会計基準の採用により、日本でも上場企業については2000年3月期から連結決算が義務づけられることとなったが、連結財務諸表等の作成には複雑な会計手続きが必要となるため、財務会計を一元的に管理するERPパッケージが普及する契機にもなりました。